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保持演目

「旧舞」・・・戦前から舞われてきたもので、六調子の舞いとなっています。

●四方抜

祭典の祓いの儀と同意で、この神楽殿を始め神楽団員、観覧者共に祓い清めて、只今より神楽舞を滞りなく繰り展げる最初の儀式舞です。

●黒 塚

昔、天竺、大唐、日本の三国をまたにかけて悪事を働いていた悪狐が日本に飛来し、玉藻前と名乗り、鳥羽院の女官となるが安倍の安親に正体を見破られ那須野ヶ原へ逃れて行き、三浦の介、上総の介に征伐される。

●塵 倫

仲哀天皇の御代に、塵倫をいう身に翼があり天空を自在にかけめぐる悪鬼が黒雲に乗って我国に攻めてきた。そこで天皇は高丸に命じて警護させたところ、塵倫が襲って来たので天皇は弓矢を持って立ち向かい、ついにこれを退治したと言われている。

●大江山

一条天皇の御代、丹波の国大江山に酒呑童子という悪鬼が多くの配下を従えてたてこもり、都はもとより、附近一帯の庶民をくるしめるので、時の帝は源頼光等の四天王にこれを征伐すべく命じた。四天王は修験者に変じ大江山に向かいこれを征伐する。

●大 蛇

高天原を追われた、素戔鳴尊が、たまたま出雲の国簸の川上において、手名椎や足名椎を助けるために、八岐の大蛇を退治し、寄稲田姫と結婚する。

「新舞」・・・八調子の舞で現在では主流となっています

●壇乃浦

源義経壇ノ浦に平氏を追いつめ平氏を滅ぼす。この時平氏の猛将能度守教経及び平知盛は水死する。知盛の霊魂は成仏せず亡霊となる。義経は兄頼朝と不和となり、都をのがれ、武蔵坊弁慶と妻静御前を伴い東国に向かう途中、海路大物浦で知盛の亡霊が出現し一行を悩ますが、弁慶の法力によってこれを退散させ、義経、弁慶は静御前と別れて東国に向かう。

●葛城山

大和の国葛城山に古くより住む土蜘蛛の精魂が胡蝶という侍女に化身して、典薬の守よりの使いと偽り、頼光に毒を飲ませてこれをとり食らをうとしたが、正体を見破られ、伝家の宝刀膝丸で一太刀あびせられた土蜘蛛の精は、葛城山に飛び去ってしまうが、この宝刀を蜘蛛切丸と改め四天王に宝刀を授け土蜘蛛を退治するよう命じ、葛城山に向かわせ土蜘蛛の妖術になやませながらもこれを退治する。

●紅葉狩

武勇の誉れ高い中納言、平維持は紅葉狩りの最中、戸隠山へと踏入り道に迷う。里路を探している途中、紅葉を眺め楽しんでいる美女に化けた鬼神に、酒宴の席に引き入られて酔い伏してしまう。時に八幡大菩薩が夢に現れて鬼神であることを告げて太刀を授けられる。維持は覚めて退治する物語です。

●天 神

右大臣菅原道真公が左大臣藤原時平一族のざん言により、九州太宰府の権帥(ごんのそつ)として配流にあい、配所で死去したという史実と菅公の怨霊が雷神となって、藤原一族に報復したという火雷天神信仰、北野天満宮縁起を元にして作られたものである。

●日本武尊

小碓命が景行天皇の命を受けて、九州筑紫に勢力を持つ川上武を討ちにでかけます。小碓命は、女装して敵をだまし、酒を飲ませて川上武を討ち取りますがその死の間際に「武」の名を差し上げるので、これからは日本武命と名乗るようにと、言い残して死ぬという古事記や日本書記に出ている有名な物語を元にした舞である。

●神武東征

神倭磐余彦命(後の神武天皇)の東征で熊野川にそって大和に向かう途中、宇陀の里に兄猾・弟猾と言う悪人ありて、謀を用いて命の進行を妨げようとするが、天津神の神託を受けた熊野翁が神剣を献上し、兄猾・弟猾の企みを伝える。命は授かった神剣の威徳により弟猾を成敗しようとするが、弟猾は降伏し命に服従を誓い家人となる。弟猾は兄猾に降伏するよう進言するが兄猾はこれを受け入れず弟猾もろとも命へ戦いを挑む。命は激戦の末兄猾をみごと討ち取り、大和へと向かう。

●滝夜叉姫

天慶の乱で平貞盛、藤原秀郷のためあえなき最期を遂げた平将門の娘五月姫は、父の無念を晴らさんと貴船の社に祈願をかける。そしてついには妖術を授かり、名を滝夜叉姫と改め、相馬の城へと立ち帰り朝命に背き天下に災いをなした。時の朝廷は大宅中将光圀に姫の征伐を命じ、光圀は陰陽の術を持ってこれを成敗する。

●戻り橋

大江山に住む鬼「酒呑童子」配下である茨木童子は、老婆に化け戻り橋あたりで人々に災いをかけていた。源頼光は四天王の一人「渡辺綱」に征伐を命じるが、茨木童子は虚空飛天の妖術により「酒呑童子」を召還する。綱の一命危うし刻に石清水八幡の神徳を授かった坂田金時が加勢参上する。二人は茨木童子の左腕を切り落とすと童子らは大江山へと飛び去っていく。

●山姥

越後の国、明野山で道に踏み迷った源頼光・渡辺綱の主従は、山中の民家に一夜の宿を求めるが、この家には、都を追われ山賊を生業とする山姥とその一子怪童丸が住んでいた。「久かたぶりの都の獲物」と悪事を企むが、両名に見破られ合戦となる。しかし、両名の武勇に勝機無しとみた山姥は、自分の一命と引き替えに怪童丸の助命を願い、身の上を明かす。頼光は、この親子の子を思い、親を思う気持ちに打たれ、親子の命を助け、怪童丸を坂田金時と名乗らせ家人に取立て後の頼光四天王として活躍した。